ロッテが11日間の石垣島キャンプを打ち上げた。ドラフト1位の藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)は「充実した毎日を経験させてもらってます」と日焼けした顔で振り返った。

最終日は雨天のため室内で同5位中村稔弥投手(22=亜大)と新人同士で対戦。初顔合わせで投手有利な状況も、積極的にバットを振った。「1球で仕留めることができないですね。ファウルになってしまうので、確実に仕留めるスイングを目指したい」。

中村稔は慎重に言葉を選びつつ「フォームは安定してきました。今日はよく腕が触れてました」と言った。井口監督は石垣島キャンプを「100点に近い内容」と総評。13日から始まる沖縄本島での実戦で内容を吟味する考えを示した。