阪神の新助っ人マルテが11日、沖縄・宜野座キャンプの紅白戦に「5番一塁」で出場し、来日初打席で初アーチを描いた。

矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-マルテは練習からの意識が結果に

(本塁打は)ちょっと先やったと思うけど。本人がやろうとしていることはできている。練習からポイントをあまり前にし過ぎるんじゃなくて、ポイントを近づけた中でセンターに返すというのは本人も意識していると思う。内側から出てこないと、センターに返せないから。練習でやっていることが実戦でもできたというところでは、手応えを感じてくれているのかなと思う。

-打順は5番だった

別に大山もマサヒロ(中谷)もしっかりした内容のバッティングしてるし。まあ、5番くらいでいいかなと思って。

-チームとしても盗塁、足を絡めた野球

それはずっとやってることやし、キャンプから急にやろうと言ってることではなくて。自分らの中の野球観とかアンテナを立てるっていうのが一番大事やと思ってるから。指示待ちになってほしくないし。

-ショート鳥谷の動き

そんなに特にプレー的にどうこうじゃないけど。姿勢というのはこっちも感じているし。奪い取っていくというトリの意識がすごく出てるから、それがあれば大丈夫じゃないかな。自分のやり方とかは分かっている選手だから。そこがしっかりしていれば、自分に何が必要かとか、どういうこととしていこうとかがある選手だから。今の時期にこれだけやれれば十分かなと思う。