中日のドラフト1位、根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)と初対面した。

同監督は日本ハム時代に同僚だった小笠原2軍監督を激励に読谷キャンプを訪問。根尾が来賓室にあいさつに行き、会話を交わした。

現在、右ふくらはぎの軽い肉離れから復帰を目指す根尾は「早くケガを治してよ、と言っていただきました」と感謝した。

この日は前日10日に続いて屋外フリー打撃。マシンを相手に前日と同じ32スイングで安打性の打球は11本だった。前日は約2カ月ぶりの屋外打撃で、緊張気味だったが「昨日よりもしっかり振れました。急激に早く(本調子になる)というのはないですが、まだマシかなという感じです。(全力は)これからです」とうなずいた。来年には東京五輪が控えるが、今の根尾は目の前のハードルをクリアすることだけに集中している。【柏原誠】