中日与田剛監督(53)は25日、右ふくらはぎ肉離れからの復帰を目指すドラフト1位根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)について、2軍での試合を経てから1軍に昇格させる考えを示した。

1軍のキャンプ地である沖縄・北谷で、報道陣から「2軍で試合に出場させるのか」という問いに、同監督は「そうなると思う。技術的なことをやらずに、1軍(昇格)ということは、まずない」と明かした。

2軍の練習試合は25日のDeNA戦(読谷村)が最後で、28日に打ち上げとなる。そのため、3月5日に初戦を迎える教育リーグのオリックスとの3連戦(大阪・オセアンBS)、同8日からの阪神3連戦(兵庫・鳴尾浜)に出場する可能性が出ている。

期待の新人だけに、慎重に育てていく方針で、同監督は「(復帰へ)少しでも万全の態勢がとれている。逆戻りのケガをしていないことは、安心材料ですね」と話した。

根尾の“プロデビュー”は、慣れ親しんだ関西になりそうだ。