西武ドラフト1位の松本航投手(22=日体大)が、因縁の対決に臨む。

9日の楽天戦(倉敷)でオープン戦初先発予定。7日はヤフオクドームで調整した。楽天には同じドラフト1位辰己涼介外野手(22=立命大)がいる。「地元も一緒ですし、抑えたいですね。楽しみもあります。でもまずは自分の投球をすることが先決」と冷静に気持ちを高めた。

直接対決が実現すれば、高校3年夏の兵庫県大会以来となる。明石商のエースとして、準々決勝で辰己率いる社と対戦。0-3で敗れた。「最後の夏に負けてますからね。でも辰己は3番だったけど、打たれてはいない」。大学の侍ジャパンでも2年間一緒にプレーしたが、対決はなかった。松本航自身、開幕ローテーション入りへ大事な初登板。「真っすぐをしっかり投げ込みたい」と生命線の直球を軸に勝負していく。