6番目の男はオレだ! 阪神秋山拓巳投手(27)、浜地真澄投手(20)が開幕ローテ滑り込みを懸け、次回登板に臨む。

秋山はウエスタン・リーグ開幕戦となる19日中日戦に先発し、5イニング程度を投げる予定。浜地は16日オープン戦・西武戦に中継ぎ登板する。13日にオープン戦・中日戦で好投した青柳が先発5番手に内定。残り1枠を巡る戦いが最終章に入る。

秋山は鳴尾浜で調整。「まだ実戦でアマや2軍の選手との対戦なので。1軍の選手の対応とは違うところがあるでしょうし、そういう選手とやれば課題も見つかる。早く(課題を)見つけられたらなと思います」と冷静に見通した。昨年10月の右膝手術から順調にリハビリを進め、ここまで2軍戦計5回を1安打無失点。実績では他の投手を圧倒しており、次回結果を残せば一気に道は開ける。

浜地はここまでオープン戦計6回を3失点。次回は生き残りを懸けたマウンドとなるだけに「ローテの最後の1つは決まっていないと思う。そこを取れるように結果を出したい」と気合十分だ。矢野監督は「このまま争うというか、奪い取りにいってくれたらいい、というのはまだ続く」と競争激化を歓迎。開幕2カード目、敵地巨人戦の先発マウンドを懸けたバトルが注目される。【佐井陽介】