巨人は15日、炭谷銀仁朗捕手(31)が、西武在籍時の15年から続けている難病を患う子どもとその家族の支援活動を、巨人に移籍した今季も継続していくと発表した。

今季実施する支援の内容は以下の通り。

【寄付】

公式戦で炭谷が先発捕手として出場し、巨人が勝利を挙げた場合に1万円。さらに安打を1本打つごとに1万円を、寄付型クラウドファンディングサイト「LIFULLソーシャルファンディング」を通じて、公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」に寄付する。安打数に応じた寄付は今季からの取り組みになる。

また、同サイトでは炭谷の支援活動に賛同するファンからの寄付を今日15日から受け付ける。先着200人に炭谷の直筆サインが入ったベースボールカードをプレゼントする。(発送は4月中旬以降の予定)

※寄付の受付サイト 「LIFULLソーシャルファンディング」特設サイト(https://japangiving.jp/supporter/project_display.html?project_id=40000176)

【試合招待】

公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」を通じて、難病を患う子どもとその家族を東京ドームで開催される公式戦に招待する。(4試合に各30人、計120人の予定)

【病院訪問】

シーズン中に埼玉県内の病院、シーズン終了後には東京都内の病院を訪問する。同じ支援活動を行っている西武の武隈祥太投手と一緒に訪問する予定。

炭谷は「プロ野球選手として少しでも社会に役立つ活動をしたいと思い、2015年から支援を始めました。全国では25万人以上の子どもが長期療養を要する難病を患っていて、その周りには子どもと一緒に病気と向き合う家族がいらっしゃいます。微力ながら子どもたちや家族のサポートを継続していきたいと思います。今年から巨人軍へ移籍しましたが、自身の活躍がより多くの方への支援につながることを大きなモチベーションにして頑張ります。この活動にご賛同いただけるファンの皆さま、ぜひ私と一緒に支援活動を行っていきましょう!」とコメントした。