巨人2年目の北村拓己内野手がイースタン・リーグ開幕戦に「5番三塁」でスタメン出場し、3打数2安打と存在感を示した。

同点の4回、先頭での第2打席。カウント1-1から日本ハム・バーベイトの外角の変化球を右中間へはじき返した。7回の第3打席も先頭で立ち、カウント2-2から左腕の福田の内角速球をつまりながらも、右前へ落とした。「しっかりと打ちにいくことができて、結果、内容ともにいい部分を出すことができたと思います。特に第2打席は追い込まれていたので、直球も変化球も全部ケアしようという気持ちでした」と振り返った。

春季キャンプは2軍スタートも、2月11日の紅白戦で坂本工からソロを放ちアピール。沖縄2次キャンプ途中から1軍へ昇格した。9日のオリックスとのオープン戦では4番一塁でスタメン出場し、先制適時打をマーク。だが、オープン戦6試合に出場し11打数2安打、打率1割8分2厘と思うような数字を残せなかった。

「しっかりと振れるところを評価してもらいたいですし、打てるところを結果で示すしかない。調子を上げて、1軍で結果を出していけるように頑張ります」と意気込み、試合後も打撃練習に励んだ。