ヤクルトが、DeNA井納翔一投手に交渉解禁日の12月6日にも即日アタックをかける。

27日、球団幹部がなるべく早く交渉に臨みたい意向を示し、「来てほしいという誠意は見せないと」と話した。交渉には、小川GMと伊東編成部長の2人が出席する見込みで、2年総額2億円規模の契約を用意しているとみられる。

ヤクルトの今季チーム防御率4・61は12球団ワースト。さらにFA権を取得したエース小川がFA宣言する可能性もある。球団幹部は井納について「とにかくタフな投手というイメージ」と話し、今季17試合に先発し6勝7敗、防御率3・94をマークした右腕を高く評価。争奪戦必至の中、解禁即交渉で、誠意を示す。