プロ3年目の193センチ左腕・楽天弓削隼人投手（26）が、昨年8月25日ロッテ戦以来の先発登板で今季初先発初勝利に燃える。
2日、楽天生命パーク宮城での練習後に取材へ応じ「先発陣が全体的に調子がいいリズムができている。そのいい波に乗っていければ」と気持ちを引き締めた。
昨季は2年連続開幕ローテ入りを果たし、10試合に先発。3勝2敗防御率5・01の成績を残した。しかし10月に左肘クリーニング手術を受けた。リハビリを重ね、今年1月中旬にはキャッチボールができる状態となり、順調に調整を重ねた。前回登板の3月26日イースタン・リーグのロッテ戦で先発し、5回79球4安打5四死球2失点とした。
1軍では右ヒラメ筋損傷で先発登板を回避した田中将に代わり、高田萌が3月27日の日本ハム戦に先発。3回途中4失点と崩れ、弓削に中7日で白羽の矢が立った。「まずはリズムを作って抑えられれば、打線も調子がいいので、点を取ってくれると思う。そこを信じて、まずは初回の入りから自分の投球ができればと思います」と闘志を燃やした。
