日本野球機構(NPB)と12球団は24日、臨時12球団代表者会議を開き、2月1日からのキャンプガイドラインに加える項目を確認した。

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新型コロナウイルスの検査体制を強化する。キャンプ地に入る前の事前検査の後、期間中はキャンプ地で週2回の定期スクリーニング検査を行う。以前の1回から増やした。検査の種類は、PCR検査および抗原定量検査など、確定診断につながる検査を原則とする。

濃厚接触者についても確認した。保健所が多忙となっている現状から、陽性者の案件が出た場合は、NPB独自に濃厚接触者の疑いを幅広に割り出す。保健所の48時間前までよりも長く、72時間前までさかのぼって接触の有無や行動記録を確認する。

そうして割り出した濃厚接触者の隔離期間については、隔離開始を0日として、3日目、5日目にPCR検査を行い、ともに陰性となれば、6日目から復帰させる。その期間に保健所から濃厚接触者と特定されれば、現状ルール通り10日間の隔離とする。