佐渡軍団が五泉クラブに6-0で勝ち、準決勝進出を決めた。先発左腕の石川優哉投手(22)が2安打完封の投球を見せた。4四死球など走者を許したが、3併殺の堅い守備にも助けられ、完封を完成させた。全新潟ブラックス、野田サンダーズも4強入りを決めた。
最後は空振りの三振を狙った。マウンドの石川が最後の打者に投じた101球目はチェンジアップ。狙い通りにバットを振らせた。6個目の奪三振で、完封投球を締めた。「テンポ良くいきたいと思っていた。悪くなかった」と左腕は笑顔を見せた。
味方が6回裏に3点を追加するまで、1-0のまま試合は進んだ。「守り切らなければいけない」と石川は重圧の中で踏ん張った。内角直球で打者の腰を引かせながら、ストライクゾーンを広く使った。目を見張るような球威はないが「高校時代(佐渡総合)の監督から『スピードを意識するな。切れだ』と言われていた」とかつての教えを実践した。
「体力があって完投能力もある。大きな失点もない」と駒形崇史監督(43)が期待を託しての投手起用だったが、完封には「まさかと思った」と言う。5回1死二塁、終盤の8回には無死から連続四死球を許すなど何度もピンチを招いた。しかし、3度の併殺で再三のピンチを乗り越えた。石川は「守備に助けられた」と野手の堅い守備に感謝していた。



