阪神下村海翔投手(24)が勝利を呼び込む快投を見せた。6回1失点に、プロ初打点。初勝利はお預けも、3度目の登板で初めてチームは白星。「チームが勝ったことが一番。素直にうれしかった」と笑みを浮かべた。

150キロ台の直球に、鋭いカットボール、フォークを軸に3回まではパーフェクト。「立ち上がりは1回目、2回目よりも落ち着いて入れた」。失点はDeNA牧に浴びたソロのみ。フルカウントから甘く入ったカットボールを左翼スタンドまで運ばれた。「カウントが悪いと選択肢も少なくなりますし、ゾーンの中で勝負しないといけない。そこは今後の課題」と反省を忘れなかった。

打っても1点を追う5回無死二、三塁。高いバウンドで遊撃へ転がした。「何か起きると思って手首返して打ちました」とにっこり。この間に三塁走者が生還し、自身初打点となった。

右ひじのトミー・ジョン手術から復活した、23年のドラフト1位。6回92球を投じ4安打1失点、7奪三振。着実に頼もしさが増す右腕の初勝利は近い。

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