阪神石井大智投手(28)が早ければ8月中に戦列復帰する可能性が22日、浮上した。左アキレス腱(けん)断裂でリハビリ中だが、この日兵庫・尼崎市内の球団施設SGLでライブBPに登板。負傷後に打者相手に投じるのは初めてで、変化球も交えて打者4人に24球、安打性の当たりは2本。2月の手術から5カ月での“復帰登板”となり「普通ぐらいじゃないですかね。それかまあ僕の中ではちょっと遅いぐらい」と経過は順調以上の様子だった。
力強い直球を含め、スライダーやフォークなど全球種を投じた。「どういう感覚かどうかもある程度想定内だった。次の投球だったり実戦に入っていく時にしっかり修正できるように」。過去の故障者の例に従えば、再びライブBPなどに登板し、問題なければ2軍で実戦復帰する流れ。問題なければ8月中の1軍昇格は現実的と言える。
昨年は50試合連続無失点の日本記録を樹立した不動のセットアッパー。「何事もなく終われてよかった」と石井は額に流れる大粒の汗をぬぐった。勝負の終盤戦に虎の「ミスターゼロ」が戻ってくれば、これ以上に頼もしいことはない。【只松憲】



