日本ハム有薗直輝内野手(23)が、プロ初の1番起用に応え、決勝弾となるプロ1号含む、4打数3安打2打点と爆発した。
第1打席で左翼へ二塁打を放つと、同点の2回2死一、三塁、楽天滝中から中前適時打。4回には、右翼席へプロ初1号となるソロも飛び出し「まさか逆方向にホームランを打つとは思ってなかったので、めっちゃ気持ち良かったです」と喜んだ。
前日、新庄監督恒例のスタメン告知で「1番サード」と連絡が入った。指揮官は「DMでは1打席目は三振はしないで、と。滝中君はストライク先行で来るので」と相手投手の特長も踏まえ、条件を出した。有薗自身は「それで緊張した(笑い)。でも試合前にしっかりアナリストとか横尾打撃コーチと準備して臨めた」。1発含む猛打賞の活躍に新庄監督は「1打席目で仕事終わりかなと思ったら、さらにいい仕事してくれましたね」と脱帽だ。
昨年、ファームで打率、本塁打、出塁率の“3冠”に輝き、今季こそ1軍で爆発すると意気込み臨んだ26年。高卒5年目、次代を担うスラッガーの活躍で、前半戦を3連勝で締め、貯金を今季最多に並ぶ12とした。
◆有薗直輝(ありぞの・なおき)2003年(平15)5月21日生まれ、千葉県旭市出身。小1から野球を始め、小6時にはロッテジュニア入り。千葉学芸では1年春から4番。高校通算70本塁打も、甲子園出場なし。21年ドラフト2位で日本ハム入団。22年6月21日楽天戦で初出場。25年にイースタンで首位打者、本塁打王、最高出塁率。今季推定年俸730万円。185センチ、104キロ。右投げ右打ち。



