ソフトバンクが5連勝で優勝マジック37を点灯させた。同点の8回2死一塁、野村勇内野手(29)が島本の初球の直球を豪快にバックスクリーンへ。「8番三塁」で6戦ぶりのスタメン起用に応え、決勝の5号2ラン。だが、試合後、お立ち台に姿はなかった。
小久保裕紀監督(54)は「5対2で勝たないといけない試合だった」と厳しかった。3点リードの6回、野村は2死一、二塁で郡司の三塁ゴロを一塁へ悪送球。チェンジのはずが2死満塁。そこから同点にされた。
野村は「取り返そうと思った。打席は打席」と気持ちを切り替えて打席に入った。小久保監督は「(名誉挽回=ばんかい=に)なっていない。よう打ったのは打ったけど、この世界、守備、特にスローイングは捕ったら安心くらいでないと」と9回の守りには就かせてもらえず、途中交代させられた。野村は「最近、ちゃんと投げられてないんで。(先発の)大津、(2番手)津森に申し訳ない」と悔しい表情だった。シーズン途中までは9回の守備固めだけで起用されることも多かったが、送球ミスが続き2軍降格も味わった。
独走態勢でもリーグ3連覇、2年連続日本一まで、小久保監督は少しの隙も見せない。【石橋隆雄】
ソフトバンク牧原大(初回の右前タイムリーに)「甘いボールに対して積極的にスイングを仕掛けていこうと打席に入った。しっかりと一振りで仕留めることができた」
ソフトバンク近藤(2回の2点適時二塁打に)「打ったのはフォークボール。とにかく自分の打撃をしようと集中した。追い込まれてから粘ることができた」



