連敗ストップは無双左腕に託された。ハーラートップ13勝中の阪神高橋遥人投手(30)が、17日の広島戦(甲子園)に先発する。
「7連戦の最初なので、たくさん投げられるように。いつもよりは、勝ちを意識して投げられればなと思います」
高橋は「勝つ」の言葉を何度も何度も繰り返した。チームは7連敗中。2位巨人の3連敗てマジックは14まで減るが、連覇への危機に直面している。「試合をつくるのも大事ですけど、それだけじゃなくて最終的に勝てるピッチングをしていければなと思っています」。06年の井川慶以来、20年ぶりの球団左腕14勝目を狙う。
前回9日の広島戦(甲子園)は7回途中2失点と粘るも、3敗目。中7日で同じ相手に「変わらずしっかり投げて、前回よりもいいピッチングができるように」と力を込めた。自身は今季、連敗なし。今回もコンディションを整え、準備を進めてきた。「先頭(打者)を出しても、カウント不利になっても、そこから粘れば点は入らない。勝ちを意識して投げられればなと思います」。運命の7連戦初戦へ気合十分だ。
直近2戦では計3安打を記録。バットにも期待がかかるが「そこはあんまり(意識は)ないですかね」とマウンドに集中する。「点を取られたとしても最小失点に抑えて。今までずっと野手は打ってきてくれているし、僕以外の先発、中継ぎのおかげで僕の今があると思う。少しでも貢献できるように」。ゼロを守り、本拠地甲子園に9月初白星をもたらせるか。さあ総決算。勝ってチームを救う。【村松万里子】



