阪神は25日、西勇輝投手(35)が今季限りで現役引退すると発表した。近日中に引退発表会見が行われる予定。
08年ドラフト3位でオリックスに入団し、FA移籍で19年から阪神でプレーした。精密なコントロールと投球術が武器のプロ18年目。100勝、2000投球回、1500奪三振、さまざまな数字を積み重ねてきた。球団では2リーグ制後初の連覇を目指すチームとともに、最後まで全力で腕を振る。
◇ ◇ ◇
<★西勇輝アラカルト>
▼苦難 プロ2年目の10年夏に、顔面神経まひを経験。一時は笑うこともできなくなった。
▼ノーノー 12年10月8日ソフトバンク戦で、ノーヒットノーランを達成した。この試合は、ソフトバンク小久保の引退試合。平成生まれの選手では初の快挙となった。
▼熱量 18年オフにオリックスから阪神へFA移籍。他球団からもオファーを受けていたが「自分が一番合っている球団が阪神だと思ったので、阪神に決めました。たくさんのファンが熱く応援してくれるので、それに後押しされてみたいなと思いました」などと決断理由を語った。
▼開幕投手 オリックス時代の18年、阪神時代の20年の2度。20年6月19日巨人との開幕戦(東京ドーム)では6回1失点で勝敗つかずも、巨人菅野からプロ12年目で初となる本塁打をマークした。
▼遠戚 阪神育成の西純とは遠戚。西純の8人きょうだいだった曽祖父からつながりがあり、西純は曽祖父の葬儀の時に親戚から西勇の写真を見せてもらったという。
◆西勇輝(にし・ゆうき)1990年(平2)11月10日生まれ、三重県出身。菰野から08年ドラフト3位でオリックス入団。3年目の11年、先発の一角を担い10勝をマーク。12年10月8日、シーズン最終戦のソフトバンク戦で無安打無得点。18年オフにFAで阪神移籍。23年に全球団勝利。ゴールデングラブ賞1度(19年)。球宴出場3度(12、14、15年)。15年プレミア12日本代表。181センチ、83キロ。右投げ右打ち。



