プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・寺地拳四朗(34=BMB)がリマッチ経験者として、27日にトヨタアリーナ東京でWBC世界バンタム級王者井上拓真(30=大橋)に挑む同級1位那須川天心(28=帝拳)の心理面を分析した。

24日、都内のWOWOWでエキサイトマッチSP(28日午後9時、WOWOWライブ)の収録にスペシャルゲストとして参加。7月に臨んだイスラエル・ゴンサレス(メキシコ)とのWBO世界スーパーフライ級王座決定戦を自ら解説した後、注目の日本人対決について言及した。

寺地はWBC世界ライトフライ級王者時代の21年9月、矢吹正道(緑)に10回TKO負けを喫して9度目防衛に失敗。22年3月に再戦し、3回KO勝ちを収めて王座返り咲きに成功した。負け→勝ちのリマッチ経験者となる。勝敗自体の予想は避けたものの、寺地は「天心選手がどれだけ進化しているか、それ次第。拓真選手との差を埋めるには相当、進化していないといけないと思う」と口にした。

自身の矢吹との再戦前の心境を振り返りながら「1回負けている相手と対戦するのは不安も大きいと思う。そこを乗り越えるのは相当な自信が必要。練習でどれだけ良い仕上がりにして自信を持つか。それがすごく大事やと思う。どれだけ不安をなくすことができるか」とメンタル面の大切さを強調した。

さらに技術面も「自分はあの(矢吹戦との再戦)時、戦い方も180度ぐらい変えてやった。そういう相手が予想できないぐらいのことができれば可能性が全然あるんじゃないかな。どこまで進化してるかが楽しみ」と期待を寄せていた。