メインイベントで王道トーナメント優勝決定戦が行われ、準決勝でザイオンを下した本田竜輝(26)と、安齋勇馬との死闘を制して上がってきた青柳優馬(30)が対戦。25分を超える激闘となったが、最後は気力で上回る本田がバックドロップ、ラリアット、ファイナルベント(ワンハンド式変形パワーボム)と立て続けに繰り出して3カウントを奪った。
シングルでは初タイトルとなった本田は試合後「これまで、全日本プロレスに入って、悔しいこと、めちゃくちゃたくさんあったけど、今日、優勝するためにこの日々があったんだと思います!」と歓喜の雄たけびを上げ「王道トーナメント優勝で終わらないぞ!」と言って現3冠ヘビー級王者の宮原健斗をリングに呼び込んだ。
宮原も「王道トーナメントの主役は紛れもなくあなただ。そんな主役の時間を邪魔するつもりはない。手短に終えよう。このベルトが欲しいんだろ?」と言って、10月22日「旗揚げ記念日」後楽園ホール大会を決戦の舞台に指定。「今ここで勝手に決めさせてもらう。俺たちのタイトルマッチは全日本プロレス54周年記念マッチだ」と本田の挑戦を受諾した。
本田は「宮原健斗、去る前にひと言、言っといてやる。全日本プロレスはお前1人じゃねえんだよ。10月22日、旗揚げ記念日、お前の持ってる3冠のベルト、俺が獲ってやる」と言ってから、音楽をかけさせて“ホンダンス”を踊り狂った。
そして最後には巡業バスとの接触事故で昨年9月7日に亡くなった長尾一大心さんに言及。「俺たち全日本プロレスはこれからも長尾一大心と、長尾一大心の気持ちと一緒にもっともっと前に進んでいきます。今日は反則カウントで締めさせてもらうんだけど、思いっきり長尾一大心に届けてやろうぜ!」と言ってから「せーの、1、2、3、4!」と絶叫した。
<後楽園大会全成績>
▼第1試合 王道トーナメント準決勝 時間無制限一本勝負
○本田竜輝 (9分6秒、ファイナルベント→片エビ固め) ×ザイオン
▼第2試合 王道トーナメント準決勝 時間無制限一本勝負
○青柳優馬 (21分38秒、THE FOOL→エビ固め) ×安齋勇馬
▼第3試合 6人タッグマッチ 30分一本勝負
斉藤ジュン&○斉藤レイ&“ミスター斉藤”土井成樹 (9分54秒、アイスバイン→片エビ固め) ×オデッセイ&芦野祥太郎&関本大介
▼第4試合 アジアタッグ王座決定戦前哨戦6人タッグマッチ 30分一本勝負
MUSASHI&○ライジングHAYATO&大森北斗 (10分32秒、ウラカンラナ→エビ固め) 田村男児&立花誠吾&×小藤将太
▼第5試合 8人タッグマッチ 30分一本勝負
鈴木秀樹&潮﨑豪&○ティモシー・サッチャー&矢野安崇 (12分26秒、フジワラアームバー) 宮原健斗&×綾部蓮&羆嵐&小河彪
▼メインイベント(第6試合)王道トーナメント優勝決定戦 時間無制限一本勝負
○本田竜輝 (25分33秒、ファイナルベント→片エビ固め) ×青柳優馬

