総合格闘技のRIZINは12日、都内のホテルで会見を行い、29、31日のRIZINさいたまスーパーアリーナ大会で新たに決定した4試合を発表した。

 31日に行うキック・ワンデートーナメントの1回戦で、那須川天心(19)の相手は、浜本“キャット”雄大(27)に決定した。那須川の対戦相手は、公募により決定した。浜本は、素手で殴り合うミャンマーの格闘技「ラウェイ」の王者で、公募に一番乗りで応募してきた。浜本は「ラウェイのチャンピオンとして那須川選手を必ず倒します。ラウェイの試合に出たのも、那須川選手にたどりつくために必要だったと思います」と決意を話した。受けて立つ那須川は「相手が気合入っているので、こちらはいつも通りに倒します。浜本選手、頑張ってください」と余裕を見せた。

 同トーナメントは、新たにゲームメーカーのCygames社がスポンサーとなり、優勝賞金が200万円から300万円にアップされた。榊原信行実行委員長は「地上で最も過激なルールで戦うラウェイ王者とパンクラス王者、ボクシングとまさに立ち技の異種格闘技戦」とトーナメントに期待を寄せた。

 そのほかに、杉山しずか(30)対渡辺華奈(29)、高谷裕之(40)対バタール・アズジャブハラン(25=モンゴル)、北岡悟(37)対ストラッサー起一(36)の対戦が発表された。