18日の後楽園大会で行われるワンダ・オブ・スターダム選手権の前哨戦は、挑戦者の渡辺桃(17)組が王者紫雷イオ(27)組に勝利した。

 渡辺は、HZKと組んで紫雷、AZM組と対戦。序盤から紫雷にキック10連発を見舞うなど、フォール寸前まで追い詰めた。2人の連携は抜群で、序盤から紫雷を捕まえ、AZMへのタッチを許さなかった。最後は、AZMをダイビング蒼魔刀で沈めた。

 渡辺は「高校生のうちに後楽園ホールでメインに立てるなんて思っていなかった。高校生のうちにベルトを取って、スターダムの頂点に輝きたい」と話した。一方、紫雷も「後楽園ではベルトだけじゃない、責任感もかかっているんだ。私は、容赦なくお前のことをたたきつぶす。それがクイーンズ・クエストであり、スターダムの未来。それが現実です」と応じた。