初日から4日連続で欠勤している貴乃花親方(元横綱)から14日、ファクスで今場所2度目の連絡が日本相撲協会に届いたことを、春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)が明らかにした。内容は、元横綱日馬富士関の傷害事件の被害者で、弟子の十両貴ノ岩の心身への影響を見極めるために会場に常時滞在できないなどと、部屋のホームページに記されているものと同様だと説明。

 また12日に届いたファクスでの連絡に、八角理事長(元横綱北勝海)名で出勤するように返信したことも明らかにし、「組織全体で3月場所を運営している以上、役員室に出勤するよう理事長名で指示します」と今日15日以降に再度、返信する意向を示した。

 貴乃花親方はこの日朝、京都・宇治市にある宿舎で、報道陣から会場に来るかを問われ「どうとも、何とも言えないです」と明言せず。13日には部屋のホームページで、14日以降に会場で対応するなどと記したが、この日も姿を現さなかった。