ボクシングWBO世界フライ級王者中谷潤人(22=M・T)が自身初となるゲスト解説を担当した。23日、東京・新宿区で開かれたA-SIGNボクシング興行でオンライン中継の解説者を担当。世界王者として「初仕事」に臨み、全3試合を食い入るようにチェックした。中谷は「緊張しました。すごく良い経験になりましたね。今後のボクシングにも多少は役立つと思います」と笑顔で振り返った。

21日から本格的なジムワークを再開。来月に入ると、ジムメートの調整相手としてスパーリングパートナーを務める予定もあるという。中谷は「周りの応援してくれている方々が『おめでとう』と言ってくれるので、それで世界王者になったことを実感しています」と解説席に置いたWBOベルトを眺めながら、感慨深く話していた。