予期せぬ襲撃を受けたが、名古屋で決着をつける。29日(名古屋)のGHCジュニアタッグ選手権で、日高郁人と組み、王者・小川、HAYATA組に挑むNOSAWA論外(44)が、小川と前哨戦を行い、わずか31秒で瞬殺した。勝利後、早々とバックステージに現れたNOSAWAは「見たか、これが必殺技だよ。今日は俺が胸を貸してやったぜ」と満足の表情を見せた。直後に消化不良の小川の襲撃を受け、ボコボコにされたが、不敵な笑みを浮かべながら「ほら、やっと小川先輩が熱くなってきた。名古屋が楽しみだ」と叫んだ。
両選手のやり合いは、次カードの日高対HAYATAの前哨戦でも続いた。セコンドについた2人は対角線上でにらみ合い。NOSAWAは中盤までレフェリーの言うことを聞いていたが、終盤小川とやり合った後、我慢できずリングに乱入。HAYATAを襲撃し、日高組の反則負けとなった。その後のバックステージではまたも小川らの襲撃を受けた。自ら仕掛け、返り討ちにあった形となったが「GHCジュニアタッグのベルトを取るのは俺たちだ」と立ち上がって堂々と宣言した。
初のGHCタイトルに向け、気合が入っている。3月21日の挑戦表明後、前哨戦のたびにリング内外でバトルを繰り広げてきた。これまでは、杉浦軍のアシスト役が多かったが、主役になるチャンスが巡ってきた。「ここ近年で1番熱くなっているよ」。2度襲撃され、さらに闘争心に火が付いた。「覚えてろよ。どんな手を使ってでもベルトを取ってやる」。試合を重ねるたびに増してきた怒りを、29日のリングですべてぶつける。【松熊洋介】

