ボクシングの21年度年間表彰選手が29日発表され、IBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(33=帝拳)が殊勲賞を初受賞した。

21年11月27日(日本時間28日)、米ニューヨークにあるスポーツの殿堂マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)でアジンガ・フジレ(南アフリカ)との同級王座決定戦に臨み、計3度のダウンを奪って王座を奪取。MSGで日本人初となる世界戦勝利を飾っていた。

所属ジムを通じ、尾川は「IBF世界スーパーフェザー級チャンピオンの尾川堅一です。殊勲賞に選んで頂き、うれしく思います。どんどん海外で戦って、日本人は強い、尾川は強いと証明していきたいと思います。2022年もご期待ください!! K.O」と海外進出に意欲をみせていた。