日本相撲協会の諮問機関の横綱審議委員会(横審)は27日、東京・両国国技館で定例会合を開き、元衆院議長の大島理森委員長(78)が会見に出席した。前日まで行われた名古屋場所で、ともに優勝を逃した豊昇龍(27=立浪)と大の里(26=二所ノ関)に言及した。

「横綱としての自覚、責任を果たしてほしい、と八角理事長に強い思いを伝えさせていただいた」

さらに豊昇龍に関しては「優勝戦線に関わる大事な千秋楽に休場したことは誠に残念」と失望感を口にした。

豊昇龍は、7勝6敗で迎えた14日目に途中休場。「右内側足幅靱帯(じんたい)損傷、右ハムストリングス損傷で療養期間は約6週間」との診断書を提出した。優勝争いに絡んでいた大関霧島(30=音羽山)は不戦勝となった。

豊昇龍は先場所も右太もも裏を痛めて途中休場しており、2場所連続9度目の休場。昨年春場所の横綱昇進後、9場所連続で優勝を逃した。

一方の大の里は、3場所ぶりの皆勤を果たしたものの9勝6敗。6場所ぶりの優勝はならなかった。左肩のケガで夏場所を全休するなど直近2場所は休場しており、まだ状態は万全でない様子で、金星3つを配給するなど苦戦した。