頸椎(けいつい)完全損傷でリハビリ中のプロレスラー高山善広(55)の妻・奈津子さんが6日、高山の公式ブログを更新し、「絶対にまた動けるようになるんだから、と高山は諦めておりません」とつづった。

17年5月4日の試合中に負傷してから6年目を迎えた。奈津子さんはブログで「5月4日で丸6年になりました。高山が怪我をしてからです」(原文ママ)としたため、「それでも、歩けるようになったら、ここに行きたい。絶対にまた動けるようになるんだから、と高山は諦めておりません。その一点だけは絶対にブレなくて、横で見ていて、すごいなぁと感服しております」と、高山の様子を伝えた。

また、4月10日にはプロレスラー大谷晋二郎(49)が試合中に負傷して頚髄損傷の診断を受ける事故があった。奈津子さんは「高山本人にはICUに入っていた最初の二ヶ月くらいの記憶がほとんどありません。強い薬も使っていましたし、なんだか全てがボヤっとしております」と負傷直後の夫の様子を振り返った。

そして、「大谷選手ご自身も大変だとは思いますが、周りで支える人たちやご家族もきっと大変だと思います。あまり頑張り過ぎずに、ご自分のお身体も大切になさってください」と大谷の周囲を気遣った。「大谷選手、ご家族、関係者の皆様へ心よりお見舞い申し上げます」とつづっている。