日本ライト級王者宇津木秀(28=ワタナベ)が2度目の防衛に成功した。同級4位ジロリアン陸(34=フラッシュ赤羽)の挑戦を受け、3回2分48秒、TKO勝利。3回にボディー連打でダウンを奪うと、今度は右ストレートでダウンを追加。最後は連打で倒し、レフェリーストップで仕留めた。

宇津木は「ジロリアン選手はパンチがあった。顔面でもらった。(ダウンを奪ったパンチの)感触はあって苦しむ顔は見えたので、気持ちが出てしまいました。今年は2月にタイトルをとれ、6月と今回と防衛できたので充実していた。でも練習不足。来年は練習をして世界に行けるように」と来年の抱負を口にした。

現在ライト級には、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック同級王者吉野修一郎(31=三迫)が君臨する。宇津木は「世界を目指してやっています。吉野選手と対戦して世界を目指したいですね。勝つ自信はあります」と力強く宣言した。