「明日の女帝」アスカが惜敗後、怒りのダイブで乱闘劇を終了させた。

26日(日本時間27日)のプレミアム・ライブイベント、サバイバー・シリーズ大会ウォーゲームズ(米ボストン・TDガーデン)で5対5チーム戦の女子ウォーゲームズのアドバンテージ権(先に選手入場できる権利)をかけ、リア・リプリーとのシングル戦に臨んだ。チーム戦でアスカはビアンカ・ブレア、アレクサ・ブリス、ミア・イムとブレア軍(残り1人は未発表)を結成。ベイリー軍(ベイリー、イヨ・スカイ、ダコタ・カイ、ニッキー・クロス、リプリー)とケージ(金網)に囲われた2つのリングでチーム戦に臨む。

試合前、ブレア、ブリスとリングに登場したアスカは「私たちは戦争の準備ができている。そして今夜、リア(リプリー)は私に敵わない」とアドバンテージ奪取を宣言した。そこにベイリー、スカイ、クロスと姿をみせたリプリーと舌戦を展開。メインで組まれたリプリー戦では打撃連打からジャーマンスープレックス、リプリーからはプリズムトラップや北斗原爆固めで応戦された。強烈なビンタを張り合うなど1歩も譲らない激しいファイトとなった。

アスカがハイキックから変形の腕ひしぎ逆十字固めで捕獲したが、ギブアップを奪えなかった。パワーで上回るリプリーのリップタイド(両膝式パワーボム)でマットにたたきつけられ、3カウントを許してしまった。無念の惜敗となると、試合後もアスカはベイリー軍の襲撃され、ブレア軍と両軍入り乱れた乱闘状態となった。すると、アスカがコーナートップから場外ボディープレスを放って乱闘を終わらせていた。