乃蒼ヒカリ&角田奈穂の「ふりーWi-Fi」が、10月9日のプリンセスタッグ王座決定戦の出場権を獲得した。中島翔子&ハイパーミサヲの「享楽共鳴」と、らく&原宿ぽむ組との3WAYタッグマッチで勝利。初戴冠へ王手をかけた。中島から3カウントを奪った角田は「空位になったところをモノにしなきゃという気持ちで、ここを落としたら絶対ダメだと自分を追い込んだ」と安堵(あんど)の表情で語った。

王者瑞希・坂崎組の返上により、空位となったタイトルにエントリーしたのは6組。3WAYマッチとなった予選から各タッグが持ち味を発揮し、激しい戦いとなった。「らくぽむ」が新技「らららぽっぽ~♪♪」(クロスアームのダブルフェースクラッシャー)を決めれば、「享楽共鳴」も中島のトペ・スイシーダと、ミサヲのニーアタックの同時発射を披露するなど、お互いに好連係が光った。しかし最後は、乃蒼がミサヲをドロップキックで分断させ、角田が中島の足をキャッチし、強引に紫電改でたたきつけて3カウントを奪った。

角田個人にとっても初のベルトをかけた大事な戦いとなる。21年からタッグを組むパートナーの乃蒼も「自分が頑張らなきゃと焦ったくらい。東京女子も人数が増えてチャンスが巡って来ることが少ない。このチャンスをモノにしてくれる相方さんは頼もしい」と信頼を寄せる。今年4月にプリンセス・オブ・プリンセス王者の瑞希に敗れて以来となる、タイトル獲得のチャンス。前回は瑞希に歯が立たず、試合後は「期待に応えられなかったのが悔しい」と涙した。「絶対にものにして(タッグ王座を)『ふりーWi-Fi』のカラーにしていく」。今度こそベルト姿をファンの前で披露する。