【中日鵜飼航丞】藤井康雄打撃コーチの教え「歯車をカチッと」連動の哲学と復活への道

中日・鵜飼航丞外野手(27)が、ファーム調整中だった7月中旬、オフを返上してナゴヤ球場の室内練習場で藤井康雄打撃コーチ兼コーディネーター(64)と1時間半に及ぶ“確認作業”を行っていました。8月6日に1軍再昇格を果たしましたが、同13日に再び登録抹消になった右の大砲。プロ、アマの野球現場を幅広く取材する中島麗記者が、苦悩しながら昇格を目指した日の2人のやりとりに迫りました。

プロ野球

★鵜飼・藤井コーチが語った主な内容

  • 「歯車をカチッと合わせる」藤井コーチが語る感覚論
  • 「窓拭きみたいな感じ」ツボにハマった手の使い方
  • 藤井コーチが描く理想クリーンアップの中心に鵜飼

◆鵜飼航丞(うかい・こうすけ)1999年(平11)5月30日生まれ、愛知県出身。中京大中京3年夏に甲子園出場。駒大では4年秋に4試合連続本塁打をマーク。21年ドラフト2位で中日に入団。22年3月26日巨人戦でプロ初安打。同30日のDeNA戦ではプロ初本塁打をマーク。25年から背番号を「4」から「66」に変更。183センチ、100キロ。右投げ右打ち。


◆藤井康雄(ふじい・やすお)1962年(昭37)7月7日生まれ、広島県出身。泉州-プリンスホテルを経て86年ドラフト4位で阪急に入団。オリックス時代の95年のリーグ優勝、96年の日本一に貢献した。通算1641試合、1207安打、282本塁打、861打点、打率2割5分2厘。通算満塁本塁打14本はプロ野球3位。現役時代は181センチ、81キロ。右投げ左打ち。オリックス、ソフトバンク、阪神で打撃コーチを歴任し、26年から中日の2軍打撃コーチ兼コーディネーターに就任。打者のタイプを構えなどで分類した4スタンス理論をもとにした指導を行う。

自主練習日兼休日の午後、室内練習場で藤井康雄打撃コーチ兼コーディネーターと打撃練習を行った鵜飼航丞(撮影・中島麗)=2026年7月

自主練習日兼休日の午後、室内練習場で藤井康雄打撃コーチ兼コーディネーターと打撃練習を行った鵜飼航丞(撮影・中島麗)=2026年7月

「いい感覚」を取り戻すために 藤井コーチの指導哲学

-今日は鵜飼選手が打撃で心配な要素を確認して、補っていた

藤井コーチ 補うというよりも、本人のいい時の感覚に戻すために一緒に考えながら、「こういう方法があるよ」と。本人の感覚と合わせながら進めましたね。

-体のいろんな部分に意識を巡らせながら

藤井コーチ 僕の場合は選手ごとにあった(体の)使い方を取り入れていて。バッターや野球って、感性が大事。今の時代はいろんなものが数値化されているけど、「いい感覚」っていうのが選手ごとにあって。「これじゃないと打てそうじゃないな」、「これじゃちょっとまだダメだな」、「これだ」っていうのがある。そこをつないで合わせていくっていう感じ。

-今日、特に鵜飼選手が「これだ」とツボにハマったことは

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1999年6月生まれ。名古屋市出身。竜党の家族のもとで育ち、大学時代は中日主催試合のボールガールのアルバイト(ベースボールメイツ)を務める。
大学卒業後は1年間、スポーツキャスター・ディレクターとしてテレビ局に勤務。23年に日刊スポーツに入社し、プロ、アマ問わず野球現場を取材。
至福のひとときは、休日の朝にアサイーボウルを作る瞬間。宝塚歌劇やハロプロ、淡路島が心の癒やし。