無敗の格闘家で今年4月にボクシング白星デビューを飾った東洋太平洋スーパーバンタム級8位那須川天心(25=帝拳)の2戦目の対戦相手となるメキシコ・バンタム級王者ルイス・グスマン(27)が13日、都内のジムで練習を公開した。18日、東京・有明アリーナで那須川とスーパーバンタム級8回戦で拳を交えるグスマンはサミー・ベントゥーラ・チーフトレーナーとの縄跳び、ミット打ち、シャドーボクシングなどを披露した。
さらに上半身裸となって鍛え上げた肉体もみせつけたグスマンは「私はとても良いコンディションをつくってきた。エクセレントな試合ができると思う。勝利を確信している」とメキシコ王者らしく自信たっぷりに話した。ベントゥーラ・チーフトレーナーも「グスマンは力の強い選手。グレートでスペクタクル名選手。メキシコ王者で練習熱心、海を山を走り身体作りしてきた。試合は勝つと思う」と太鼓判を押した。
那須川が格闘家時代、18年大みそかに行われたRIZIN14大会で無敗の元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)とエキシビション戦で拳を交えたファイトをテレビでチェックし、以前から存在を知っていたという。グスマンは「ボクシングとキックは違うと思う。彼はスピードはあるが、キックから来たボクサーとアマボクシングから来たプロボクサーは違うと思う。私の方が完成されたボクサーだ」と那須川を意識しながらキッパリと言い切った。
親戚も含めて17人の大家族で育ち、7歳からボクシングを開始。アマ戦績は143勝7敗で、メキシコ・オリンピック(五輪)代表候補にも入っていたと明かす。7年前には双子の兄とともに強盗に襲われ、ナタで20カ所も切りつけられる大けがを負った壮絶な経験もある。左腕を刺されたが「ボクシングの練習でリハビリしたよ」と涼しい顔。ハングリーなメキシコ王者が那須川の前に立ちはだかることになる。

