試合前に相手の心をつかむ作戦は失敗に終わった。
東京女子プロレスのインターナショナル・プリンセス&NWA世界女子TV両選手権試合(10日・八王子)の調印式が4日、都内で行われた。王者辰巳リカが、自作のポップコーンを差し出すも、VWA王者マックス・ジ・インペイラーに投げつけられ、試合前に仲良くなることはできなかった。
会見はインペイラー不在の中、インター王者の辰巳のみ先に調印書にサイン。インペイラーともっと仲良くなるため、特技のポップコーンを一緒に作ろうと卓上のIHクッキングヒーターまで持ち込んだ。「来ると信じて今からポップコーンを作ります!」とマイペースにポップコーンを作り出すも、IHクッキングヒーターの熱量加減がうまくいかず、完成には程遠かった。
報道陣も質問がなくなり、ポップコーン作りに焦点が当たる中、扉が開いてインペイラーが暴れながら登場。間に合わない…かと思いきや、あらかじめ作ってあったポップコーンを用意していた。インペイラーに「食べてほしい」とプレゼントするも「ムリ!」と投げつけられ、会場内にポップコーンが散乱した。インペイラーは暴れながら会場を後にし、会見はお開きとなった。
インペイラーとは対戦したことも仲間として戦ったこともある。「仲も深まったし、通じ合ってきた」と語ったが、辰巳の思い込みだったのか。それでも「前哨戦はなかったけど過去の経験から秘策も考えている。ダブルチャンピオンになってインターナショナルの名を広げて価値を高めたい」とV5戦に向けて気持ちを切り替えた。

