第4試合のアトム級(-115ポンド=約52.16キロ)ムエタイにラジャダムナンスタジアム認定3階級制覇王者の“パウンド・フォー・パウンド”吉成名高(24=エイワスポーツジム)が登場。元オムノーイスタジアム2階級制覇王者でONE3戦3勝3KOの強豪バンルーロック・シットワチャラチャイ(28=タイ)に判定3-0で完勝した。
吉成はこれでONEでは2戦2勝(1KO)。自身の連勝を脅威の38連勝に伸ばした。
一発のあるサウスポー同士、初回からヒリヒリした緊張感が漂う中、吉成は右の三日月蹴りを効果的に当て、相手の変則的なタイミングのパンチは得意の高速フットワークでかわした。
2回以降はタイ人に対して首相撲でも自在に相手をコントロール。3回にはリスクをとって積極的に前に出て、倒しにいった。左ストレート、ローキックと的確に当て、KOこそならなかったが内容的には完勝だった。
試合後、通常はKO勝ちの選手に向けて行われるインタビューも実施された。吉成は「3ラウンド目、倒しきりたかったんですけどすごく速い選手で。今までに戦ったことのないようなスタイルの選手で、途中ちょっとフラストレーションがたまったりもしたんですけど。ただ結果、こうしてアウェーであるルンピニーでも良い勝ち方ができたので今はホッとしてます」と笑顔で振り返った。

