イヨ・スカイが「女帝」アスカに対し、決別メッセージを送った。11日にオーストラリア・パースで控えるプレミアム・ライブイベント、クラウン・ジュエル大会でリア・リプリーと組み、アスカ、カイリ・セイン組と対戦することが決定。前週大会ではリプリーの救出に登場したスカイがアスカに毒霧を浴びて両者間の関係が完全に崩壊。自らロウのアダム・ピアースGMにカブキ・ウォリアーズとのタッグマッチを直訴していた。
興行内で動画で登場したスカイは「アスカ、こうなったのはリアのせいじゃない。あんたのせいだ。裏切られた。私はあなたに恩がある。カイリと私がWWEにいるのもあなたのおかげ。私たちはあなたを『姉さん』として慕っていました。あなたみたいになりたいと思っていた。でも今は……あなたのジェラシーと無礼がすべてを変えた」とアスカの暴走を指摘した。
さらに「私は自分のキャリアをあなたにもささげてきた。チャンピオンになれた理由の1つもあなた。でもそのすべてがアスカな訳ではない! 私はリアの言葉すべてを信じたくはなかった。でも彼女は正しかった。あなたは自分だけの利益しか考えていない。本当に家族なら、誰と友達となるか指図したりしないよね。本当に家族なら私の功績を横取りしたりしないよね。もう家族じゃない」と決別を宣言した。
最後に「誰が本当の私の家族なのか見極め始めている。クラウン・ジュエル大会、アスカはイヨを止められない」とクラウン・ジュエル大会の激突を楽しみにしていたが、この日の興行ではまんまとアスカの策略にはまってしまった。
「女帝」によるピアースGMへの進言で急きょ決まったカイリ・セインとのシングル戦に臨んだ。スカイは試合直前、セインではなく、敵セコンドにいるアスカに目がけて突っ込んでめった打ちし、前週大会に浴びた毒霧攻撃の「お返し」に成功。セインとは日本で過去6度シングル戦を行っていたが、WWEでは初めて。約8年7カ月ぶりの一騎打ちだった。セカンドロープからの場外ムーンサルト(月面水爆)などを仕掛けた。しかしアスカの介入で隙をみせるとセインに捕獲され、エプロンに後頭部直撃のアラバマスラムを浴びてしまった。
大ダメージを負って動けなくなると、セインの裸絞め、エプロン、コーナーでの踏みつけ、打撃技、逆エビ固めで劣勢に立たされた。何とかセインの猛攻をしのぎ、フットスタンプ、掌底アッパーで反撃。コーナートップからのミサイルキック、原爆固めで攻め込んだ。敵のインセイン・エルボーを膝の剣山で食い止め、メテオラ(串刺しダブルニー)で追い込んだが、アスカの介入で隙をみせるとセインの背後を取られた。アスカのサポートを受けながら、丸め込まれて3カウントを許した。また試合後、アスカに捕獲され、そのままセインのインセイン・エルボーを浴びてダメージを負った。
クラウン・ジュエル大会前の「前哨戦」で敗退したスカイは試合後に「何なんだよ、もう…。私も、カイリも、またアスカに振り回されている。もともとカイリと私が戦う必要だってなかったはずだけど、今日の試合で良く分かった。やっぱり私は、イヨ・スカイは、カブキ・ウォリアーズを絶対に倒す必要がある。クラウン・ジュエル、カブキ・ウォリアーズを私が仕留める」と強気の姿勢だった。
なおWWEロウ大会はABEMAで放送された。

