世界最大級の格闘技団体ONEチャンピオンシップは26日、都内で「ONE SAMURAI 1」(29日、東京・有明アリーナ)に向けたメディア・デーを開催。ロッタン・ジットムアンノン(タイ)との引退試合「ONEフライ級キックボクシング暫定世界王座決定戦」を迎える武尊(34=team VASILEUS)もメディアに対応した。
武尊はあらためて今大会がフジテレビ系で29日午後10時から放送されることについて「(自分も)地上波に出るようになってから声をかけられることも増えたし、格闘技を知ってくれてる人が増えたなって感じ始めたのは、やっぱりテレビに出始めてからだったんで。やっぱりテレビの力は大きいなって思います」と強調。
「地上波に関してはデビューからずっと言い続けて。僕が上京した年に昔のK-1が消滅して、テレビの格闘技がなくなって、世間に格闘技が届きにくい時代になってしまったので。それを戻したかったというのもある」
「今はネットで誰でも簡単に見られるようになっているんですけど、格闘技に興味がある人しか、わざわざネットを開いて接続して見ない。テレビってやっぱり家で家族だんらんしているときにチャンネルをたまたま変えて面白そうだなって。僕ももともとそれで格闘技を好きになっているし、そこからパワーをもらっているので」
「僕が引退した後に格闘技界が盛り下がらないためにも、この大会を地上波で放送してもらえることによって、また新しい格闘技のファンも増えると思うので。僕を見てくれた人も、同じ大会に出ている若い選手のことを注目して、また格闘技にファンになってくれる人も絶対いると思うので、そういう意味では絶対この地上波っているのはすごい大事な一つだと思うし、引退試合でそれが決まってうれしいです」
「選手1人の力とどうにもならない部分だったり、いろんな邪魔が入ったりとか、そういうこともいっぱいあったと思うので、本当に皆さんの力で今回は実現できたなというのを感謝します」と笑顔を見せた。
そして武尊は、前回対戦で1回KO負けしている宿敵ロッタンとのラストマッチへ向け「(ONEの王座は)やっぱり今、立ち技の頂点だと思うので、そこを取ったら自分の現役生活にも納得ができると思うし、最後にそれを取って。ロッタン選手を倒してベルトを取ることが僕の現役のストーリーの最後のピースだと思っています。必ず勝ちます」と誓った。

