大相撲の東前頭2枚目逸ノ城(26=湊)が秋場所5日目の12日、日本相撲協会に「右肩関節脱臼で約2週間の加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。

4日目の横綱鶴竜戦で3敗目を喫した際に、土俵についた右肩について「コキッと外れた」と話し、両国国技館内の診療所で診察を受けていた。

師匠の湊親方(元幕内湊富士)は再出場の可能性について「ほぼしないです」と話した。師匠によると逸ノ城は、痛みはほとんどないと主張しているという。それでも師匠は「クセになっちゃいけない。2週間で治らないかもしれないし」と大事を取った。

逸ノ城の休場は2場所ぶり3度目で、5日目に対戦が組まれていた玉鷲は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は2日目から途中休場の横綱白鵬らを含めて5人となった。