日本相撲協会審判部の伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)が、関脇御嶽海(29=出羽海)の大関昇進をはかる臨時理事会の招集を八角理事長(元横綱北勝海)に要請し、了承された。

26日の臨時理事会、春場所の番付編成会議を経て正式に決定する。

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<新大関アラカルト>

◆新大関誕生 20年11月場所の正代(時津風部屋)以来、平成以降では29人目。

◆平成生まれ 照ノ富士、高安、貴景勝、朝乃山、正代に続いて6人目。

◆長野県出身 1795年の雷電以来、227年ぶり2人目。

◆出羽海部屋 1976年三重ノ海以来4人目。

◆学生相撲出身 豊山、輪島、朝潮、武双山、出島、雅山、琴光喜、朝乃山、正代に続き10人目。東洋大出身では初。

◆付け出し 豊山、輪島、朝潮、武双山、出島、雅山、琴光喜、朝乃山に続いて9人目(朝乃山は三段目100枚目。豊山と御嶽海は幕下10枚目、それ以外は60枚目)。

◆三役通過 年6場所制となった58年以降、28場所は4位のスロー記録。最速は照ノ富士の2場所。