「ちょんまげ帰国」と報じられた、秋篠宮家の長女眞子さま(29)とのご結婚相手である小室圭さん(30)。いよいよご結婚との報道が紙面を飾るが、私は素直にお祝いする者である。どの家にも知られたくない話や隠しておきたい歴史がある。根堀り葉掘り調査し、プライバシーを無視して報じるマスコミ。で、小室圭さんまで問題があるかの印象を与える。

テレビを見ていると、「爆笑問題」の2人が、小室さんのちょんまげヘアスタイルから、「松浪健四郎みたいじゃないか」と発言した。あちらこちらから電話が入る。「まだ忘れられていないぞ!」。私のちょんまげスタイルは、実に35年前からで、私のトレードマークともなって久しい。議員時代、不祥事で1度マゲを落としたことがある。2度目は、がん治療の抗がん剤のために自然落下。

小室さんのちょんまげは、米人気俳優ブラッド・ピット(57)をまねたという説もあるが、ニューヨークでは流行しているという。テレビで見るかぎり、小室さんのちょんまげは、まだ不十分で、あと半年が必要だ。気になるのは、毛を束ねているゴムが長すぎる点だ。コンビニに行くと100円で、いいゴムが売られている。毎日の洗髪で艶を出し、清潔感を漂わせないと不潔に映る。風が吹いても髪が乱れないように、ちょっとハードなスプレーを欠かさないこと。

私のちょんまげの始まりは、レスリングによって両耳がタコになって変形したため、それを隠すために長髪にしたのが最初。小学生の娘が、遊びで後方に束ねてくれた。本を読むにしても、原稿を書くにしても、前髪がたれず都合よいにくわえ、後方の首が涼しくなる。で、以来、ちょんまげ姿で通してきた。

もう1つ小室さんに注意しておきたいのは、ちょんまげの、くるっと丸くなった先の髪はハサミでそろえておくといい。でなければ、ただ長髪を束ねただけの素浪人でしかない。秋篠宮殿下は、私のちょんまげをよくご存じであることをつけ加えておく。