高校女子硬式野球の強豪、蒲田女(東京)が今季初の対外試合を勝利で飾れなかった。8月9日、加須きずなスタジアム(埼玉)で行われた関東女子硬式野球連盟(KWBF)高校女子硬式野球大会エキシビションマッチで、埼玉栄に0-6の完封負けを喫した。

チームは新型コロナ感染拡大防止のために3月、学校側から合同練習を中止されていた。8日になって1試合限定での出場が認められた。秋元進監督(76)は「冬の練習から順調に仕上がり手応えを感じていた矢先で、練習停止は悔しかった」と選手の気持ちを代弁した。その上で「今大会に出場させていただいたことを大変感謝している」と話した。現在は週3回、約1時間の練習を続けている。

 

◆江後美友主将 精神的・肉体的につらいことがあったが、仲間に恵まれここまでこれた。

◆中馬菜摘 自主トレ期間は走り込みとシャドーピッチング、握力強化を頑張りました。

◆辻口菜緩 先発が頑張ったが、中継ぎの自分が打たれた。次、頑張ります。

◆手呂内とよみ 病気とケガの闘いでつらかったが、仲間の支えで頑張れました。

◆岩田寛奈 久しぶりの試合で楽しかった。

◆堀本海句 入部当時は皆の足を引っ張っていたが、今日は守備が良かった。

◆波多野芽依 チャンスに代打で出場したが、良い結果が出ず、悔しかった。

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