前向きな終活のために「葬儀の事前相談」を推奨するのが、川崎市の「お葬式のひなた」増井康高社長だ。家族の間でも「縁起でもない」と、葬儀の話題を避けることが多い。ただ、増井社長は「できれば健康なうちに、葬儀の相談をしておいた方がいい」と話す。

自分の葬儀について相談に来る顧客は、残りの生活の安心を得られ、かつ、残された家族も煩雑な手配がなくなり、楽になるメリットがある。相談は本人と同社の間で完結し、家族には「俺が死んだら増井さんに電話して」とだけ伝えられているケースもあった。実際に亡くなり、増井社長が遺族に葬儀をプレゼンテーションしても、反対に遭うことは過去にない。なぜなら、本人は家族のために葬儀を計画しているから。

相談では「孫に歌ってもらおうか」「娘に得意料理のレシピを渡したい」など、楽しい話題が実は多い。家族が離れて暮らす今、葬儀は一族が集まるめったにないチャンス。円満なコミュニケーションができるよう、事前の準備は大いに価値がある。電話相談は24時間年中無休。HPでも受け付けている。

◆ひまわりコーポレーション お葬式のひなた 〒215・0003川崎市麻生区高石1の23の8フリーダイヤル0120・40・2220

http://sougi-himawari.tokyo/

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