東京・葛飾区の上小松松栄クラブ(野﨑文子会長=79)が初めてのボッチャを楽しんだ。2月20日、葛飾区ボッチャ協会(川越誠一会長)の協力を得て、同区上小松町会会館で体験会を実施。73~88歳の11人(男性3人、女性8人)が参加した。

体験会は、葛飾区ボッチャ協会の大塚和男専務理事が「我々のボッチャはユニバーサルボッチャで、子どもからシニアまで老若男女誰でも楽しめるスポーツ」と説明。ボッチャの成り立ちからルールなどを丁寧に話した。座学後は4チームに分かれ、縦5メートル、横3メートルのコート(通常は縦12・5メートル、横6メートル)で、1エンド3分、2エンド制の特別ルールでリーグ戦を行った。

試合は持ち回りで審判やタイムキーパーを行い、合間にはルール確認や、ボールの距離判定の確認を繰り返しながらボッチャの楽しさを体感した。リーグ戦は3連勝で東原洋子さん、小堀いつえさん、川井比奈子さんのさくらチームが優勝。最高齢の柴茂子さん(88)は「そんなに難しくなく楽しむことができた」と感想を述べた。

松栄クラブは2回目の体験会を2月27日に行った。3回目を13日に同所で実施。ボッチャの輪を広げ、健康寿命を長くする考えだ。

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