ビーチサッカーの祭典、第3回タチヒビーチカップが4月18日、東京・立川のタチヒビーチで開催された。1月に発足した東京ヴェルディプライアナBSは、オミアシ・ビーチSCを下し、公式戦デビューを飾った。いきなり開始早々、GK杉山史帆のゴールで幕開けし、11-1と大勝した。

キャプテンの森谷志織は「斉藤監督の言うことを体現しようとやっていて、まだまだ技術が足りないところがありますが、共通理解を持って試合ができたかな」と納得の表情。チーム最多タイの2ゴールを挙げた鈴江紗希は「5月30日の関東リーグ開幕までに課題を少なくしていきたい」と、さらなる成長を課した。

森谷は「去年のタチヒカップと、関東リーグの最終戦を見て、本気でやろうと思った」と男子のヴェルディにあこがれてフットサルから転向。鈴江は千葉・鴨川でビーチをやっていたが、ヴェルディの発足の知らせに移籍を決意した。

「世界だったり日本を代表する男子選手を間近にして、日々練習できるのはすごく刺激になります。良い環境です」と口をそろえる。「東京から世界へ」をスローガンに掲げる男子の背中を追い、女子も大きな1歩をしるした。

[PR]