「岩間ラージボール卓球大会」が、茨城・笠間市内にある岩間海洋センター体育館で9日、県内から限定50人が参加して、1年3カ月ぶりに開催された。大会は今年県内で開催されるラージボール卓球の初開催だった。試合は11点先取の3セットマッチ、9ブロックに分かれて行われた。

2019年の全日本選手権大会シングル40準優勝の中泉仁選手（Twinkle）ら5人の有力選手がそろった1ブロックは、3勝同士の中泉選手と齋藤秀人選手（同）が対決。1セットオールから最終セット、中泉選手が8－10から粘り、タイブレークに持ち込み、最後は2点連続得点して優勝した。齋藤選手とは同じクラブに所属し、いつも一緒に練習しているので「手の内は分かっていた。最後はラッキーでした」とニッコリ。

全日本選手権が22年2月に茨城県で開催される。中泉選手は「地元開催なので、ぜひ優勝したい」と、全日本王座に焦点を当てている。

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