全国を代表する名門2校が対決する。横浜スタジアムは内野席がほぼ観客で埋まっている。

関東大会進出をかけた大一番で、横浜は183センチ右腕の織田翔希投手(1年)が先発する。角度のある直球は140キロ前後をマークし、準々決勝の慶応戦でもクローザーとして試合を締めた。OBの松坂大輔氏(43)に憧れる右腕は「スーパー1年生」としても早くも高校野球ファンから注目される存在で、将来はプロ入りを目指している。

一方の東海大相模は今秋ドラフト候補に挙がる左腕の藤田琉生投手(3年)が先発する。身長198センチの調子から投げ下ろす直球が魅力。ネット裏では複数球団のスカウトが視察する。