運動会シーズン到来で、子どもたちの走りへの関心が増す中、日刊スポーツ「かけっこ教室」コーチの平山慶一郎氏が10月3日、「体験かけっこ教室」を神奈川・横浜市のアディダスフットサルパーク たまプラーザで開催。良いフォームを身に付けたい小学生19人が参加した。

教室では、正しい走りを分解した動きを1つずつ実践。立ち姿勢、片足立ち、腕振りなどの基本を練習した後、足を下ろす、離す動きを、縄跳びの膝・足首の使い方をイメージさせながら指導した。平山氏は「接地した足を後ろに蹴らないことがポイント。正しいフォームの完成には、手足の動きを分割して習得することが生きる」と基本の大切さを話した。

参加した小学生は「体の動かし方が難しかったけど楽しかった。もっと練習を頑張りたい」。保護者からは「参加させることに迷いがあったが、やる気につながった。来てよかった」と感謝の言葉が寄せられた。

平山氏は「体を動かし楽しむことをベースに、丁寧な指導を心がけている。1日の体験で、成長を実感するのは難しいが、個々の矯正点が分かることで、自主トレーニングできる」と練習の継続を勧める。

◆平山慶一郎 1965年(昭40)生まれ、神奈川県出身。慶応高―慶大で体育会競走部に所属。「アメリカマスターズ陸上」時代からキッズ指導に携わる。

詳細は平山氏主宰「Kei’s キッズスプリント教室」HPから→https://www.bobcatstrackteam.com/

[PR]