藤沢シニア(南関東支部・南ブロック) 一昨年12月、監督に就任した小澤恒彦氏(横浜高-立正大)は「何事にもチャレンジ!」をモットーに、守備でも攻める野球を目指す。秋季大会は支部ベスト4に輝いた。「新チームは走塁を重視し、全員で勝ちをもぎ取りにいきます。初戦こそ4点取られましたが、それ以外は失点が2点以内だった。理想の野球ができています」と同監督。

大学時代の主将経験を生かし、チーム全体を見渡せる人材として関口昊(外野手)を主将に指名した。「何に対しても人ごとにならず、自分ごとで考えられる。他の選手へのいいお手本になります」(同)。

守りの要となるのは2枚看板のエース柏原嘉光と石橋達也だ。「どちらも打たせて取るタイプ。柏原は芯が強く、制球力が武器。石橋にはクセ球があり、直球がナチュラルに変化するのでタイミングずらしに効果的です」(同)。

攻撃陣は正捕手の古宮蒼唯が1番打者として出塁率の高さを誇り、3番伊藤音羽(遊撃手)、4番明石太輝(一塁手)、5番添田健裕(右翼手)で畳みかける。

「課題は打撃力です。まだまだパワー不足なので、1カ月1万スイングを目標に体力アップと打撃技術の向上を図っていきたい」(同)。

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