今年の全国大会上位と全国7ブロックの秋季大会優勝チームなど16チームによる「グラチャン」が西関東支部の運営で開催された。東日本ブロック代表の山梨BANDITS YOUNGが8強に進出。2回戦で大逆転負けを喫した。地元枠で出場の水戸青藍舎ヤング、埼玉SPヤング、オセアン横浜ヤングは1回戦で姿を消した。ヤングリーグ選手権優勝のオール岡山ヤング(岡山)が大会2連覇を達成した。
▶1回戦
山梨BANDITS 001 043 1=9
水戸青藍舎 111 100=4
【山】伊良原、北村、窪田、吉田―大森、深澤【水】小林、二重作、上田―大竹 [二] 伊良原、井上(山)、永井、小林、大竹(水)
▶2回戦
山梨BANDITS 104 000 0=5
ヤンキース岡山 100 008 X=9
【山】窪田、北村、横澤―深澤【ヤ】景山、谷本、景山―森永 [二] 横澤(山)、山崎、武田(ヤ)
サーティーフォー保土ケ谷球場の巨大な照明灯が、躍動する山梨BANDITSを照らしていた。春の全国王者ヤンキース岡山Youngを相手に、4点リードで6回裏を迎えた。好投の2番手・北村壮佑(3年)が連打を浴び無死一、二塁。バント攻撃も頭に入れ、遊撃手の横澤勇次主将(3年)をマウンドに送った。夏場過ぎから必勝パターンは、内野ゴロで1死を奪い一、三塁。だが、ここから2安打4四球で逆転され、4点リードを奪われた。
この日朝の平塚での開会式、横澤は選手宣誓の大役を務めた。約1時間半かけて保土ケ谷に移動。1回戦で水戸青藍舎を逆転で破り、2回戦に臨んだ。先制二塁打を放つなど好守でチームを引っ張りながら、合間にブルペンで準備した。大車輪の主将はゲームセットを迎えると、立ち上がれないほど涙をこぼしながら、応援席に向かい、気丈に言った。「3年間、ありがとうございました」。
最後のミーティングで保延優馬監督は「勝たせてあげられなくて申し訳ない」と選手の奮闘をたたえた。横澤は「明日もこのメンバーで試合ができると思ってました。自分がやられてしまいすいません」。ナイターが消えるころ、主将は仲間と抱き合った。
【横浜隼人高吹奏楽部開会式で生演奏】
○…開会式には平塚市の落合克宏市長らが来賓として出席。横浜隼人高校吹奏楽部(写真)が開会式に登場して、君が代吹奏や入場行進曲を演奏して花を添えた。東日本ブロック西関東支部が運営を担当した今大会はほかに、神奈川県厚木・玉川野球場、横浜隼人高校野球場を使用。各地のヤングリーグ所属チームのスタッフが協力した。

