取手が4年ぶり2度目の「夏の関東王者」となった。世田谷西との決勝対決は3連覇中だったが、2―1のサヨナラで春夏連覇も達成した。3位決定戦は千葉市が海老名を破った。1カ月半に及ぶ巨大トーナメントの全日程を終え、「エイジェックカップ第54回リトルシニア日本選手権」(7月31日開会式、東京・明治神宮球場ほか)の関東連盟代表12チームが出そろった。【取材・久我悟】
■ノーシード巻き返す
春季関東大会初戦敗退で今大会ノーシードの世田谷西が準優勝まで巻き返した。決勝に先発して4回2死まで1失点の田邊超百(こすも=3年)のスライダーがさえ渡った。準々決勝の市川戦も7回1死まで無失点で「自分が抑えれば負けることはないので、粘り強く投げました」と安定感が増した。
昨秋の関東大会優勝当時は指名打者だった宮本一輝(3年)が三塁を守り、4番に座った。準々決勝では先制2ランを右翼席に運んだ。「守ると打席にも入りやすくなりました」と新境地をつかんだ。チームは3月の全国選抜で初戦敗退。苦しい春になったが「全国も関東も負けた試合は自分が打てなかった」とあらためて主砲の自覚を持った。日本選手権は4連覇がかかるだけに「絶対に優勝します」と誓っていた。
▼決勝
世田谷西100 000 0 1
取手 010 000 1X 2
【世】田邊、黒田―水澤【取】寺田、笠原―髙根 [本] 斉藤(世) [二] 野口、水澤(世)
▼3位決定戦
海老名101 000 2
千葉市005 202X9
【海】中市、桶矢、長瀬―星﨑【千】河井、北﨑―寺内 [三] 福角(海)、根本2、千島(千) [二] 浅野、堤(千)
▼準々決勝
千葉市8―1足利
世田谷西8―0市川
海老名7―2横浜都筑
取手11―2川崎西
▼9~12位代表決定戦
大宮6―2東村山
中本牧3―2富士見
上尾9―0練馬北
武蔵府中10―0浜松南
▼準決勝
世田谷西7―3千葉市
取手6―0海老名

